1: 根本の虫歯と歯周病 (2) / 2: 初診歯並び相談 (1) / 3: 小児矯正の時期と方法、金額について (1) / 4: キシロカインで動悸 (1) / 5: 知覚過敏 (1) / 6: ナイトガードについて (1) / 7: 歯科恐怖症。嘔吐反射が強い。 (1) / 8: 奥歯の治療。 (1) / 9: 治療時間について (1) / 10: これは何でしょうか (1) / 11: リテーナーや親知らずについて。 / 12: 拡大鏡は (1) / 13: ラミネートベニアについて。 (1) / 14: 歯が抜けました (1) / 15: ホワイトコートについて (1) / 16: 化学物質患者の歯科治療について (2) / 17: 虫歯の治療について (2) / 18: 歯のクリーニングについて (1) / 19: 子供が左頬が痛いと言ってます。 (4) / 20: 虫歯の治療期間 (1) / |
初めまして
とある歯医者(以下A院)で歯石を除去してもらったのですが、どうみても下アゴの前歯の上端が欠けているんです 色々とネットで検索してみると、そういったことはあり得なさそうなんです で、検索を続けているウチにこちらのホームページに辿りついたので、不躾ですがご質問させていただいた次第です 気が付いたことをまとめると ・日頃から歯には気を使っているので、間違いなく歯石除去の前後で歯の形状が変わっています ・そのあと、歯の健康状態は他の歯医者(以下B院)に見てもらいに行ったのですが、健康と言うことです。 ・B院で欠けているのは間違いがないということです ・詰め物などはしていません ・歯石が堆積していた箇所でもありません 歯科衛生士の技量不足でそういったことが起こる可能性はないのでしょうか? 突然に長い質問をしてしまい申し訳ございませんが、よろしくお願いします 2008/02/05(Tue) 23:35:05 [ No.151 ]
halさん こんにちは
歯石を除去する方法は、大きく分けて2通りあります 1つ目は手用スケーラーで行う方法 2つ目は器械を使用する超音波スケーラーで行う方法です 衝撃が強いのは、察する事は容易だと思いますが・・・ 2の方法ですが、私も含めてより効率的に短時間、しかも出血や痛みを少なく出来るので超音波スケーラーの使用頻度は歯科では多いでしょう 歯石除去の前後で歯の上端が形状変化をきたすほどの衝撃は、担当したA院の歯科衛生士さん?が余程のパワーを上げての使用をしなければ考えにくいので、 もしもB院の先生がおっしゃる通り、欠けているのが確実であれば・・・・ ・知らない間に詰め物で修復されていた部分が衝撃や劣化で 脱離した ・歯だと思い込んでいたが歯石であった ・解剖学的に前歯は萌出時(発生時)には切端(上端)が 山々であり、普段切端が上下の歯で当たらない人は山々 の形状が残存していますので、薄い部分が僅かな衝撃でも 取れた ・欠けた部分の歯の質がエナメル質が脆かった・クラックが 発生していた などが文面からは察する事が出来ます 僅かな欠けであり、凍みたり痛んだりしないのであれば、再石灰化を期待して、フッ素やMIペースト塗布を行っていた方が僅かな欠け部分を補う為に削ったり・脱離してしまうよりは歯が長持ちするでしょう もしも、ザラツクようであれば研磨程度をされれば良いかと思います 口腔内写真をお持ちであれば比較して見るのも良いでしょう 歯科衛生士業務の一環として、歯石除去は大変重要な位置を占めており、国家試験を通過した有資格者が日常茶飯事に歯科では行っている業務であり、歯科助手では行ってはならない業務です しかしながらどのような仕事でも言えると思いますが・・・ 歯科医師も歯科衛生士も、経験・知識を積み重ねての技量です(ただし、歯質(固さ・クラックなど)の個人差を確定するのは経験者でも困難)、患者さんとの数多くあるトラブルの一因である点は歪めません 今回は一概に技量不足とは断定出来ませんが、一応A院へ話しをしておくのも、今後お互い歯科衛生士?を含めて良い方向へ向う手法ではないでしょうか? どうか温かい目で歯科医師・歯科衛生士さんを見守ってあげて下さい 2008/02/06(Wed) 02:10:51 [ No.152 ]
ご丁寧なお返事いただき、大変、感謝しております。
素人なりに調べたりしたとこ、現実的にはありえなさそうな感じだったのですが、それでもまだもやもやとしていたので、先生に質問をご回答いただけたので納得いたしました。 とりあえずは再石灰化を第一に治療をしてもらおうと思います。 本当にありがとうございました。 2008/02/06(Wed) 12:09:08 [ No.154 ]
長い文面で読み辛い面もあったかと思いましたが・・・
何度も校正して解り易く噛み砕き書いたつもりです 不明な点があれば、またご相談ください 2008/02/06(Wed) 21:45:43 [ No.156 ] |