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尻尾を切られてもまた生えてくるトカゲほどではなくても、私たちのカラダも、多少のケガや病気は時間がたてば自然に治ってしまいます。
これは、私たちのカラダにもともと備わっている「再生治癒力」のおかげです。
「再生医療」とは、この「再生治癒力」を利用し、病気や事故で失われた組織や臓器を、自身のカラダにある細胞(幹細胞)を用いて元通りの形や機能を再生させるというアプローチの医療技術です。
まさに21世紀の健康を支える技術としていま注目されています。
再生医療のカギとなる細胞は、『幹細胞』と呼ばれる、いわば細胞の"タネ"ともいうべき細胞です。
幹細胞は、これまで多くは骨髄液、臍帯血などから採取してきました。
みなさんも骨髄バンク、臍帯血バンクという言葉をお聞きになったことがあるでしょう。
これらは採取した幹細胞を、イザというときの再生医療のために保管する機関です。
しかし、最近の研究で、きわめて良質の幹細胞が、いわゆる歯の「神経」と呼ばれる歯髄の中の歯髄細胞にあることが明らかになりました。
つまり、「乳歯」や「親知らず」など、これまで捨てていた歯から、幹細胞を取り出すことができるということです。
骨髄や臍帯血と比較して、歯髄細胞は抜けた歯から採取できるため、採取の機会が多いことやカラダへの負担がほとんどないことなど、数多くのメリットがあり、今や再生医療の期待は、歯髄細胞に集まっているのです。
しかし、この「幹細胞」は残念ながら加齢とともに
急激に減少してしまいます(右のグラフ参照)。
子どもたちと比べて、年を取るとともにケガや病気が治りにくくなるのはそのためです。
それで、再生医療のためには、できるだけ若く健康な時の歯髄細胞、たとえば「乳歯」や成人前後の「親知らず」から採取するのがポイントとなるわけです。
良質の幹細胞が歯髄細胞の中にあるとはいえ、その量は決して多いわけではありません。
将来、病気やケガで再生医療が必要になった時に、採取した歯髄細胞を有効に活用するためには、その細胞をまず無菌の細胞調整室で培養して十分に増やすこと、そしてセキュリティ管理された細胞保管施設において長期間冷凍保存しておく必要があります。
その保管期間が「歯髄細胞バンク」です。
このバンクにお子様やあなたご自身の歯髄細胞を預けること、それはお子様の将来やあなたの明日の健康を守る"医療保険"ともいえるものです。
保管希望者からお預かりした歯牙は、認定歯科クリニックから専用容器で細胞保管施設に搬送され、歯髄細胞を取り出します。
採取できる細胞は少量なので、一定量まで培養を行い、保管前に細胞の状態を入念にチェック。
その後、-196℃の液体窒素タンクで冷凍保管します。
万が一に備えて2箇所の細胞保管施設で長期保管。コンピュータによるIDデータ管理も万全です。
再生医療推進機構が推し進める「歯髄細胞バンク歯科医療施設」の
認定証を取得いたしました。
歯髄細胞とは、昨今話題のiPS細胞のように、今後の再生医療の
重要な足がかりとして非常に注目されている細胞組織です。
当院も、皆様の健康をよりお守りできるよう努めて参ります。
初期費用 | 更新費用 |
10年間:30万円/歯 (登録料、培養料、検査料、複数施設での保管料など) |
10年間:12万円/歯 |
税抜の価格となりますので、別途消費税がかかります。
なお、こちらは1本の歯から採取した歯髄幹細胞の登録保管料です。
登録から10年間 | 10年後から(10年単位) |
月換算 約2,500円 | 月換算 約1,000円 |
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1度に複数の歯を送りたいというご要望がございますが、
下記の理由でお送りいただく歯は1本のみに限定させていただいております。
・残念ながら、元気な幹細胞が採取できなかったり、順調に増えない場合があり、状況を確認しながら再度歯を送っていただく可能性があること
・1本の歯から採取した幹細胞を増やすことで複数回の治療が可能であるとの報告があること
・たくさんのお申込みを頂戴しており、できるだけ多くの皆様に対応させていただきたいこと
歯髄細胞バンク®/献歯®サービスサイト
https://www.acte-group.com/
抜歯した親知らずや小臼歯は再活用できます。
虫歯で抜歯したところへの移植に。
いつか難病にかかったとき、再生医療へ活用するために。
せっかくのご自分の歯。
冷凍保存することで最大限に活用してみませんか?
抜歯した親知らずや小臼歯を冷凍保存すれば、後で活用できます。
たとえば、将来、インプラントや入れ歯とともに、
ご自分の歯の移植も検討できます。
歯槽骨(歯の周りの骨)や歯胚(歯の赤ちゃん)も保存しておけます。
また、乳歯や親知らず・小臼歯に含まれる幹細胞からさまざまな
臓器をつくる、再生医療の研究も急速に進んでいます。
大切なご自分の歯、ぜひともリサイクルしましょう。
自分の歯だから、噛み心地もスムース。
ご自分の歯を移植すると歯と歯槽骨の間の歯根膜が再生されてきます。
歯根膜は、ものを噛んだ時にクッションの役割を果たすため、
自前の歯で噛んでいる感覚が戻ってくるというメリットがあります。
ご自分の歯ならではの、しっかり安定して埋め込まれた、噛み応えのある歯をつくれるのです。
なお、移植にかかる費用は、入れ歯やインプラントと同程度(あるいは低価格)です。
万一の時に、ご本人様であることの確定や親子鑑定などにご利用できます。
抜歯した歯は、独自の保存技術を使った完全密封型のプラスチック容器に封入。
その後、-196℃の液体窒素(タンク)の中で、半永久的に冷凍保存されます。
冷凍保存した歯は、将来、さまざまにリサイクル活用できることが考えられます。
虫歯はもちろん、他の疾患にも。
将来、ご自分や親子兄弟姉妹間で歯が有効に活用できるために、冷凍保存をおすすめいたします。
2003年、米国の研究グループが乳歯に神経・骨・脂肪組織などをつくる元となる幹細胞を見つけてから(※1)、
歯の幹細胞を再生医療に活用する研究開発が急速に進んでいます。
日本でも研究が進んでおり「親知らずから幹細胞を見つけて再生医療への応用が期待できる研究が進んでいる」と
朝日新聞に紹介されています(※2)。
※1:「米国アカデミー紀要」第100巻 5907-5812頁 2003年
※2:「朝日新聞」平成17年10月25日
歯の保存料金は、以下のとおりです。
(この料金は医療費ではなく、保存及び移植治療のための歯の輸送費用、
歯の冷凍保存にかかる一切の費用及び歯の冷凍保存に関するご相談、歯髄の細菌検査費、
移植治療歯科医院の紹介サービスの負担等を含みますが、抜歯の治療費や移植・再生医療にかかる医療費は含みません)
※2歯以上同時に延長は割引致します。
※1年以内に移植が予定されている場合に限り、10,000円引きで1年以内保存致します。
優待制度として、既に冷凍保存してある患者様の紹介で新規患者様が冷凍保存する場合、
紹介した側も紹介された側もそれぞれ5,000円が還元されます。
同一の患者様が2回目以降に保存する場合5,000円引き。
初回でも2歯同一日に抜歯保存の場合は10,000円引き。
便宜抜歯等で3歯以上保存する場合は特別割引料金適用しますので、お問い合わせ下さい。
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